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#9 金利上昇で個人向け国債はお得になったのか?

#9 金利上昇で個人向け国債はお得になったのか?

2025年02月24日 18:39

こんにちは。

マキシム代表の杉山です。


今日は、金利の上昇に伴って個人向け国債はお得になったのか?をテーマに記事を書いたいきます。


日銀の金利利上げに伴い、個人向け国債の金利が上昇しています。

現在の金利は

固定3年0.73%、5年0.89%、変動10年0.83%です。


今後の利上げ次第では1%台も視野に入ります。

「ほぼ増えない資産」とされていた国債ですが、現状も資産増加には向きません。


金利上昇中でもリターンが劇的というわけではないためです。しかし、「超低リスクで元本保証」を重視する方には適した選択肢といえます。国の安全性や元本保証、中途換金の可能性などのメリットがあります。

銀行の定期預金と類似の性質を持ちながら、両者の金利は上昇中です。余剰資金を運用する選択肢として、定期預金や国債を考えるのも一案です。運用期間や金利を考慮して適切なものを選ぶと良いでしょう。


また、米国債は金利が4%台と高めですが、為替リスクが伴います。円高進行時には資産価値が下がる可能性があるため注意が必要です。日本国債は超低リスク、米国債はそのメリットとデメリットを受け入れる運用となります。


総じて、個人向け国債や定期預金は「増えない資産」から「少し増やせる資産」へと変化しています。これは日本の政策金利上昇の影響であり、低リスクで資産を保護したい方には魅力が増しています。ただし、これだけで資産を大きくするのは難しいため、外貨資産や株式との組み合わせも検討すべきです。未来の動向を見据え、自分に合った運用を考えていきましょう。


本日は以上です。

ではまた!


杉山