数年前は、1ドル100円の時代がありました。
しかし、今は1ドル150円前後になっています。
知らぬ間に「日本円の価値」が落ちている現状。

海外旅行をされて目の当たりにした方もいるのではないでしょうか？

円安時代でも資産額自体に変わりがありませんが、円安だけではなく、「インフレ」も起こっている現在・物価上昇で、円の価値は下がり続けています。

その分、あなたの円資産は、確実に目減りしていることになってしまうのです。

多くの方が貯金でお金を貯めることが正しいと考えますが、それは定期預金の金利が高かった時代の話。

今は、「超低金利」の時代。
メガバンクの定期預金金利は0.002％しかなく、100万円を1年間預けたとしても、年間金利はわずか20円ほど。。

各行金利を上げている銀行もありますが、100倍に上げたところで0.2％。
世界から比べたら、低金利には変わりないのです。

日本の銀行にお金を預けていたとしても、増えないのが現状です。

日常的な出費は日本円ですし、日本に住んでいる方が「日本円だけ増えればいい」と思うのは、ある意味当然です。

しかし、今の日本経済は多くの不安要素を抱えています。前述した通り、経済の悪化が「円の価値低下」に直結する危険性があります。

そして、日本が経済危機を迎え、最悪のケースとして起こる「預金封鎖」も決してあり得ないことではないのです。

自分の資産を守る為にも「資産の分散」を行うことは、これから世界の有事が何か起こった時の、リスクヘッジとなります。

円安の影響で日本円の価値が下がったとしても、海外にも資産を保有することで、外貨がそれをカバーしてくれます。結果、資産の目減りを抑えることができるのです。

万が一、日本の財政破綻から預金封鎖・財産没収が起こった場合でも、あなたの海外資産は日本の管轄外の為、資産を守ることができます。

最初にお話しした通り、超低金利の日本の銀行に定期預金をしても、資産を増やすことは不可能です。しかも、その資産の実質的な価値は目減りしていきます。

それに対して、海外では定期預金の金利が5〜10％の銀行が多くあります。あなたの資産の『預ける場所』を変えるだけで、大きく差が出ます。

日本の不安な経済状況の中、日本国内に投資をするより、経済成長率の高い国で投資することで、高い利益を得られる可能性があり、資産を増やすことに繋がります。

つまり、海外での資産運用は、その国の経済成長を享受できるというメリットがあります。